ブロガー寓話
あるところにブロガーばかりが住む村がありました。
村人達はGoogleを神と崇めていつも神の意志を忖度していました。
彼らは互いに助け合いながら豊かになっていきました。
中にはとても裕福になるものもありGoogleをさらに崇め奉りました。
そんな中、ある噂が村に広まります。
Google神は独自ドメインをお望みである‥‥と。
独自ドメインにすれば、もっと、もっと、もっと豊かになれる。
もっと金を、もっとPVを、もっとGoogle神の寵愛を‥‥。
もう十分金持ちになっていた村人達も、まだ貧しい村人達も、こぞって独自ドメイン取得に奔走します。
しかし、おかしい、PVが増えない‥‥むしろ順位が下がっている!
豊かになるどころか、これまでの富が半減するものが続出しました。
村人達は、地道に更新していればいつか神が認めてくださる‥‥と現実から目を背けて更新を続けます。
しかし、一向に事態は好転しません。
いつしか、村人達の怒りはGoogle神へ向けられるようになります。
おかしい!神の言う通りに従ったのに、こんな仕打ちは酷すぎる。
神はおかしな人を寵愛している、自分こそ寵愛されるにふさわしい人間だ。
神は責任を取るべきだ!もう神の時代は終わった!神は正しい行いをせよ!
村人達は口々に神への怒りを口にします。
しかし、Googleは何も言わず、ただそこにあるのみです。
いまとなっては、Googleが独自ドメインを望んでいるなどと誰が言ったのでしょうか。
残された村にはドメイン会社のアフィリエイト広告が虚しく貼られているのみでした。
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一連の事件を見ていて、なんかこんな寓話があったような気がするなぁ・・・と思ったんですが思い出せないので自分で書いてみました。
特定の人物を批判したいのではなくてなんか面白いので書いてみただけです。怒らないでね。(本当は漫画で読みたいけど画力がないので)