参院選(2016)候補者情報のマスコミ比較:使えるメディアはコレ!
来週7月10日は参院選の投票日ですね。投票する人が決まってないと当日になってけっこう迷うんですよね。掲示板や広報以上の情報が知りたい・・・。こんな時、便利なのはマスコミ。無料で見られる主要メディアの候補者情報を比較してみました。
結論:でも実質2社しか使えない・・・
調べてみてびっくりしましたが、毎日・朝日以外は基本情報しかありませんでした(ガッカリ)日経や産経は規模が小さい新聞社なので仕方ないですが、発行部数が世界一の読売が独自調査を公開していないのは意外ですよね。
自分が見つけられなかっただけかもしれませんのでもしあったら教えてください。(紙面では公開しているのかもしれません)
参院選の投票の仕方
ちなみに参院選は各県ごと(一部は合区)で1から6人を選ぶ選挙区選挙と、政党名を選んで議席を配分する比例区選挙の2票を投票します。
詳しくはNHKのサイトがすっごくわかりやすいですよ。
各マスメディアの情報比較
それでは各メディアの候補者情報の比較です。今回は選挙区の県ごとの候補者情報に絞って調べてみました。
毎日新聞
感想:シンプルだけどアンケートが充実していて十分な情報
画像引用:Copyright THE MAINICHI NEWSPAPERS.
情報内容
・候補者の個別アンケートあり。
・アンケートは24問
・シンプルだが候補者ごとに読むので頭に入りやすい。
情報の場所
・選挙区のタブから県を選択
・候補者基本情報の下にありちょっと見つけにくい
・候補者ごとの比較はしにくい
朝日新聞 (朝日東大調査)
感想:情報も多くて見やすく工夫されている
画像引用:Copyright © The Asahi Shimbun Company.
情報内容
・候補者の個別アンケートあり。
・アンケートは29問+2問で多くの問いがある
・候補者のスタンスが絵的に一覧できる工夫
・とても比較しやすいが、候補者自体の印象はつかみにくいかも
情報の場所
・トップから選挙区を直接選ぶ
・候補者基本情報の下の表
・タブとプルダウンメニューの併用ですこし複雑かも
読売新聞
感想:基本情報+αなので大新聞社としては物足りない
画像引用: (C) The Yomiuri Shimbun
情報内容
・選挙区から候補者の基本情報はあるが、個別アンケートなど独自の情報はみつからず。
・ツイッターやホームページなどのリンクは紹介されている
産経新聞
感想:基本情報のみで掲示板みたいな感じ
画像引用:©2016 The Sankei Shimbun & SANKEI DIGITAL
情報内容
・選挙区から候補者の一覧のみ。基本情報はあるが、個別アンケートなどはみつからず。
・ツイッターやホームページなどのリンクもなし
日本経済新聞
感想:顔写真すらなくてやる気なし
画像引用:Nikkei Inc.
情報内容
・個別アンケートなど独自情報はみつからず。
・顔写真すらなく名前などの基本情報のみ
・立候補者リンクから県のリンクへ進む
NHK
感想:力入ってるけど候補者情報は少ない。その他の情報はすごくいい。
画像引用:NHK
情報内容
・選挙区から候補者の基本情報はあるが、個別アンケートなどの独自情報はみつからず。
・ただ、参院選の基本情報などはすごく読みやすいので必見
各党の公約も短くまとめられていて読みやすい。
まとめ
主要メディアをみて、個別アンケートとか意外と公開してないのでびっくりしました。基本無料のネット配信だから仕方ないですけどね。色々議論もあるけど朝日の力の入れようは評価できるかな。読売や産経も頑張ってよね!
投票前の参考になりますでしょうか?選挙後の当確情報も大切ですけど、それ以上に選挙前の情報にも力をいれてほしいですよね。